緑の水辺駆ける 荒木、竹田さんV とやま清流マラソン

4年ぶりの一斉スタートで駆け出すランナー=富山市の神通川水辺プラザ自然ふれあい学習館前

 富山新聞創刊100年記念第20回とやま清流マラソン(同マラソン実行委員会、富山新聞社主催)は21日、富山市の神通川沿い42.195キロのコースで行われ、富山県内外の412人がエントリーし、280人が完走した。男子は荒木鷹人さん(20)=南砺市、立野ケ原スキークラブ=が2時間44分48秒、女子は竹田奈々子さん(24)=砺波市、小矢部たがわ眼科=が3時間15分14秒で制した。

 大会は富山市の神通川水辺プラザ自然ふれあい学習館を発着点とし、午前9時にスタート。ランナーは最高気温が27度を超える暑さの中、新緑とせせらぎを楽しみながら薫風を切った。

 新型コロナウイルスの感染予防対策で少人数ずつ時間をずらして走り始める「ウエーブスタート」を採用していたが、今回は4年ぶりに従来の一斉スタート形式に戻した。開会式では田中洋実行委員長が開会宣言し、富山新聞社の後藤尚彦副代表があいさつした。

  ●次回は来年5月19日

 第21回大会は2024年5月19日を予定する。

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