ミランがスイス代表FWオカフォー獲得に本腰、ザルツブルクの要求額は…

写真:Getty Images

ミランがザルツブルクからスイス代表FWノア・オカフォー(22)の獲得に本腰を入れているようだ。

今季のチャンピオンズリーグ(CL)でミランとチェルシーからゴールを奪ったオカフォー。チームはグループステージ敗退となったが、欧州最高峰の舞台で放った輝きはステップアップの可能性を飛躍的に高めるものとなり、現在ではミランのみならず、ナポリやリバプールからも関心が寄せられる。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランは今夏の移籍市場においてセントラルハーフを2枚、左サイドバックを1枚、センターフォワードを2枚獲得する方針。セントラルハーフではフランクフルトから日本代表MF鎌田大地(26)、チェルシーから元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得に接近しているが、センターフォワードについてはその1人がオカフォーだという。

オカフォーはすでに今夏のザルツブルク退団を決意。ザルツブルクとしても、契約が残り1年強となっているオカフォーがゴールを量産したシーズン序盤とは対照的に、昨年11月以降はケガの影響もあってノーゴールとなっているためか、売り時を今夏と判断する可能性が高いとのことだ。

移籍金として要求しているとされる額は3500万ユーロ(約52億1000万円)弱で、オカフォーの現年俸は100万ユーロ(約1億5000万円)。ミランはオカフォーの獲得ミッションを鎌田、ロフタス=チークと同時並行で進めてきたとされ、選手側とも近日中に話し合いの場を設けるとみられている。

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