コロナ前と同様に実施 高岡・射水神社、泣き笑い相撲

泣き笑い相撲の開催を発表する神職=高岡市の射水神社

 7月1日に高岡市の射水神社で開催される「越中赤ちゃん泣き笑い相撲」(富山新聞社後援)に向け、22日、同神社は参加者の募集を始めた。今年は土俵にアクリル板を設置せず、赤ちゃんを市相撲連盟や高岡向陵高相撲部の力士が抱きかかえ、コロナ前と同様に実施する。

 対象は生後半年から2歳ごろの赤ちゃんで、定員は約120人となる。泣いたり笑ったりする早さや声の大きさ、愛らしさなどを審査して番付を決める。番付のほか、しこ名や体重などで表彰がある。

 泣き笑い相撲は例年、県内外の約150人が参加。子どもの健やかな成長を願い、相撲や宮参りの文化に触れる機会となっている。

 田中天美権禰宜は「高岡や富山、日本が元気になるような泣き笑いで良い大会にしたい」と話した。申し込みは射水神社のホームページまで。

© 株式会社北國新聞社