新しい校歌、門出祝う 統合後の茨城・利根小で開校式

新しい利根小の校歌を歌う児童たち=利根町布川

三つの小学校が統合して4月に開校した茨城県利根町立利根小(児童444人、直井由貴校長)の開校式が19日、同町布川の同校(旧布川小)で開かれた。同小は町内唯一の小学校となり、児童たちは新しい校歌を披露し、スタートを祝った。

式典には、児童や教職員のほか、佐々木喜章町長や大越勇一町議会議長、校歌を作詞・作曲した県立取手松陽高音楽科講師の小山順子さんら多くの来賓が出席した。

直井校長は式辞で「文小、文間小、布川小それぞれの歴史と伝統を引き継ぎながら、新しい利根小の伝統を皆で築いていきたい」と述べた。

校歌について小山さんは「大いなる自然に見守られながら育まれる児童の成長を表現したいと考えた。校歌が親しみ愛され、歌い継がれていくことを願っている」と思いを語った。その後、小山さんの伴奏で児童全員が元気に校歌を歌い上げた。

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