佳境を迎えているプレミアリーグ。ニューカッスルは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場が決まった。
マグパイズがCLに出場するのは、2002-03シーズン以来のこと。2021年に実質的にサウジアラビアが買収したことで圧倒的な資金力を得ると再び欧州の舞台に帰ってきた。
ここでは、この夏にニューカッスルが補強しうる選手たちをまとめてみる。
ドミニク・ソボスライ
RBライプツィヒ、22歳ハンガリー代表MF、市場価値4000万ユーロ(60億円)
10代から代表チームで10番を託されたほどの逸材。ザルツブルク時代には南野拓実ともプレーしている。
必殺のフリーキックを備えているほか、バイエルン戦でPKを沈めるなど度胸も満点。
ニューカッスルがCL出場権まであと1勝という投稿にいいねをしたことも話題になったが…。
ライアン・フラーフェンベルフ
バイエルン、21歳オランダ代表MF、市場価値3000万ユーロ(45億円)
アヤックスで育成された190cmの長身センターハーフ。
昨夏にバイエルンに引き抜かれたが、控えに甘んじたことで、ワールドカップ出場を逃すことに。
本人はプレータイムを欲しており、MFの補強を狙うニューカッスルやリヴァプールが熱視線を送っている。
元リヴァプールMFディートマー・ハマンは「非常に才能ある選手。8番がベストポジション」としつつ、移籍先はニューカッスルよりも古巣レッズのほうがいいと話しているが…。
ジェームズ・マディソン
レスター、26歳イングランド代表MF、市場価値5500万ユーロ(82.4億円)
ベッカム級のプレースキックを持つ攻撃的MF。
2018年から所属するレスターでは10番を背負い、攻撃を牽引してきた。ただ、そのレスターは19位と窮地にあり、最終節の結果次第では降格しうる。
ニューカッスルは彼の獲得にプライオリティを置いているとされているが…。
ジョアン・フェリックス
チェルシー、23歳ポルトガル代表FW、市場価値5000万ユーロ(75億円)
この冬にアトレティコ・マドリーから1100万ユーロ(15億円)ものレンタル料でチェルシーに加入。ただ、完全移籍では買取らないとされており、ニューカッスルも新天地の候補に。
ポルトガルメディアがマグパイズ行きを報じた投稿に本人が「知ったかぶり集団」とコメントしたことでトーンダウンしたが…。
キーラン・ティアーニー
アーセナル、25歳スコットランド代表DF、市場価値2500万ユーロ(37.4億円)
2019年にセルティックから加入した際にはグナーのアイドルになるかに思われたが、昨夏にオレクサンドル・ジンチェンコが加入したことで立場が危うくなっている。
今夏には去就についてクラブ側と話し合いをするとされており、ニューカッスルやマンチェスター・シティが関心を示しているとも。
本人は家族との距離が近いニューカッスルのほうに魅力を感じているという話もある。
三笘薫
ブライトン、26歳日本代表FW、市場価値2200万ユーロ(33億円)
『Telegraph』によれば、ニューカッスルはCL出場権を獲得した場合、 三笘を含めたトップレベルの選手を4人ほど補強したい考えだとか。
ただ、ブライトンも来季はクラブ史上初となる欧州行きが決定。クラブ史上最高規模の昇給で三笘を慰留させようとしている。
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なお、ニューカッスルはバルセロナのブラジル代表FWラフィーニャなどもターゲットにしているようで、この夏には大型補強を行う可能性がありそうだ。