「絶対に対戦したくない」加入から12年、キャリアの大半を過ごしたレバークーゼンを去る元ドイツ代表MFが別れ「夏になって決める」

写真:Getty Images

レバークーゼンの元ドイツ代表MFカリム・ベララビ(33)が、移籍先の希望を口にした。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

2010年7月、ブラウンシュヴァイクでプロキャリアをスタートさせたベララビ。1年後の2011年7月に、レバークーゼンへと完全移籍する。

2013年8月から1年間はブラウンシュヴァイクへレンタル移籍を経験したが、それ以外のプロキャリアは全てレバークーゼンに捧げてきた。

右ウイングを主戦場に、屈指のアタッカーとして活躍。レバークーゼンでは公式戦290試合に出場し57ゴール66アシストを記録。ブンデスリーガでも241試合で37ゴール52アシストを記録してきた。

ドイツ代表としても11試合に出場した実績のあるベララビだが、今シーズンはケガに悩まされ、公式戦わずか10試合の出場に。また、契約満了を迎えるにあたり、今シーズン限りで11シーズンプレーしたレバークーゼンを去ることが決定していた。

シーズン終了が迫る中、今シーズンのホーム最終戦となった21日のボルシアMG戦にベララビが登場。クラブからこれまでの貢献を祝福され、ファン・サポーターからも声援が送られていた。

そのベララビは自身の去就に言及。「まだ何も全く分からない」とどうなるかは不明としたが、レバークーゼンとの対戦があるチームに行くことはないとし、ドイツ国外、ヨーロッパからも離れる可能性を示唆した。

「僕はここでキャリアを積んできた」

「だからレバークーゼンとは絶対に対戦したくないということはハッキリしている。それが僕がドイツで仕事をしていない理由だ。それは間違いない」

「本当にまだ何も全く分からない。夏になってから決めることだ。まずはどんな可能性があるのか、見てみないといけない」

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