写真:Getty Images
マンチェスター・シティのイングランド代表カイル・ウォーカーもレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールをサポートしている。
チャンピオンズリーグの準決勝で対戦し、バチバチのやり合いを見せた2人。今シーズンのラ・リーガで圧倒的な活躍を見せるヴィニシウスが、対人守備に定評のあるウォーカーが抑えていたものの、ハイレベルな戦いは大きな注目を集めていた。
その中、ヴィニシウスは21日に行われたラ・リーガ第35節のバレンシア戦で、バレンシアのファン・サポーターから差別チャントの大合唱を受ける被害に。これまでも度重なる人種差別被害を受けてきたヴィニシウスだが、バレンシア戦で改めて大きな問題となっていた。
ヴィニシウスに対しては、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督やチームメイトに加え、他のクラブの選手たちもサポートする意思を自身のSNSで相次いで主張していたが、これにウォーカーも続いている。
ウォーカーは、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。CL準決勝1stレグの終了時にヴィニシウスと笑顔でハイタッチをして、ハグをしていた時の写真をアップ。「僕たちは君と一緒だ兄弟、人種差別が勝つことはない」と、この前戦ったばかりの相手にも連帯を示している。