セリエA2クラブがインテル退団確実のガリアルディーニに関心、序列低下も経験十分

写真:Getty Images

セリエAの2クラブが、インテルの元イタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニ(29)に関心を寄せているようだ。

ガリアルディーニは2017年7月にアタランタからインテルへ加入。この6年間でセリエA、コッパ・イタリア、スーペル・コッパと国内タイトル全てを獲得しているが、ここ2〜3年は序列が低下しており、先発出場の機会は滅多に訪れない。

そんな状況下で契約は6月までとなっており、契約更新に向けた動きもなく退団が確実に。昨年12月以降、トリノとノッティンガム・フォレストが新天地候補として挙がったが、イタリア『カルチョメルカート』によると、別のセリエA2クラブも興味を持っているという。

そのクラブとは、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にした2位ラツィオと、セリエA初挑戦ながらも8位という大躍進を遂げているモンツァだ。

財布の紐が堅いことでお馴染みのクラウディオ・ロティート会長が束ねるラツィオについては、昨夏もインテルを退団した選手と契約。移籍金ゼロで連れてきたウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノは今シーズンの公式戦42試合に出場するなど、チームの確かなピースとなっている。

モンツァもセリエAでの地位を確立したいと考えており、さらに戦力の上積みを検討。輝きが失われつつある中でも、経験豊富なガリアルディーニは手にしたいところだろう。

© 株式会社シーソーゲーム