「ボクなん」実行委を委嘱 南砺市、高校生15人が活動開始

田中市長(中央)と記念撮影する「ボクなん」のメンバー=南砺市役所

 高校生発案の企画実現に1千万円を充てる南砺市の事業「ボクなん」の実行委員委嘱式は23日、市役所で行われ、田中幹夫市長が生徒に委嘱書を手渡した。今年度は再任6人と新規9人の計15人が自由な発想で活動に取り組む。

 実行委には南砺福野高、南砺平高、高岡南高、福岡高の生徒が入っている。田中市長は「高校生が青春できるまちを目指す。我々はみんなを応援団として支えたい」とあいさつした。

 コーディネーターの若新雄純(わかしんゆうじゅん)慶大特任准教授がオンライン参加。「お金で買えない10代の貴重な時間で何かやれるのはすごいこと。これが南砺の思い出だというものを、自信を持ってつくってほしい」と出席者を激励した。

 ボクなん事業は3年目に入った。実行委は28日、市福野文化創造センターヘリオスで若新准教授と第1回ミーティングに臨む。

© 株式会社北國新聞社