青森県知事選挙に立候補 小野寺 晃彦(おのでら・あきひこ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う青森県知事選挙が5月18日告示、6月4日投開票の日程で実施されています。今回の青森県知事選挙には届け出順に宮下宗一郎氏(44)、共産党と社民党が推薦する横垣成年氏(63)、小野寺晃彦氏(47)、楠田謙信氏(66)の無所属新人4名が立候補しました。本記事では無所属新人の小野寺晃彦氏についてご紹介します。

青森県知事選挙に立候補 宮下宗一郎(みやした・そういちろう)氏の経歴・政策まとめ
青森県知事選挙に立候補 横垣成年(よこがき・なりとし)氏の経歴・政策まとめ
青森県知事選挙に立候補 楠田謙信(くすだ・けんしん)氏の経歴・政策まとめ

青森県出身、東京大学卒業。自治省(現 総務省)を経て、青森市長を2期連続で務める

小野寺氏は1975年青森県出身、東京大学経済学部卒業。

自治省(現 総務省)に入省し、宮崎市財務部長、愛知県総務部財政課長などを歴任しました。

2016年の青森市長選挙に初当選、以降2期連続で務めました。

小野寺氏が掲げる政策とは

小野寺氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

<経済>しっかり稼げる県
・6圏域での特性を活かした起業、創業の加速 年間400社以上を創業し、雇用を創出
・東北No.1の農業産出額を3500億円台へ
・交通網の整備・滞在型コンテンツの充実により、年間3500万人の観光客受け入れへ

<子育て>すくすく育つ県
・子ども子育て経費を全県で順次無償化
・妊産婦から子育て期まで一貫してケアできる親子はぐくみプラザを全8保健所に設置
・小・中・高・大学が連携したキャリア教育 県内就学・県内就職をコーディネート

<健康>元気で長生きな県
・スーパーや公共施設などに集うまちなかいきいきサロンを全40市町村に整備
・医師修学資金を50名に拡大 県内で勤務する医師を確保します
・全てのがん検診受診率を、60%に引き上げます

<生活>くらしを支える県
・物価・エネルギー高騰対策として、プレミアム付き商品券を120万県民全員へ
・県内有料道路へのETC、青い森鉄道へのSuica導入を目指します
・青森が誇る森林を保全、八甲田風力発電に反対します

【6圏域の特性を活かす「街づくり」を主役に】

東青/津軽藩の港町→商都、起業創業の街
・東青スタートアップセンターを設置。年100件のスモールビジネスを創業。
・陸奥湾周遊型観光で、年間観光入込客数800万人へ。
・交通至便性とリモートワーク、ワーケーション等を活用し、移住者年100名を確保。

中南/弘前大学などが並ぶ学都→医療、健康、バイオに力
・中南スタートアップセンターを設置。産学連携でバイオ関連事業などを年100件創業。
・歴史×農業のハイブリッドツアーで、年間観光入込客数800万人に。
・男性79.0歳、女性86.2歳(弘前市)の平均寿命を延伸する先進地区へ。

三八/新産業都市の工都→ものづくりの専門家を集積
・三八スタートアップセンターを設置。ICT、EV等の先端系起業などを年100件創業。
・スポーツツーリズムの先進地として、年間観光入込客数900万人台へ。
・漁業者支援や養殖事業化で水揚げ100億円の復活へ。

西北/津軽平野の稲作+洋上風力を新産業に
・西北スタートアップセンターを設置。スマート農業に取組むアグリテックなどを年50件創出。
・津軽鉄道やリゾートしらかみなどの鉄道観光で、年間観光入込客数400万人を確保。
・雇用3万人、経済効果3000億円(秋田県)とされる洋上風力を推進。

上北/三本木台地の畑作+現代アート×国際交流に重点
・上北スタートアップセンターを設置。アート・国際ビジネスなどを年50件創出。
・十和田湖を舞台にしたアウトドア・アクティビティ等で、年間観光入込客数700万人へ。
・ごぼう・ながいも・にんにく・畜産など、農業生産額600億円・県内一の座を堅守。

下北/ジオパークと最先端エネルギーの中心地
・下北スタートアップセンターを設置。再エネ・新エネ関連事業などを年50件創出。
・ジオサイトを巡る体験型観光で、年間観光入込客数200万人を目指す。
・むつ海峡サーモン・東通ヒラメ・風間浦あんこう・佐井アピオスなどジオパーク認定品を50品目へ。

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