ビヨンセの父親、「最後のアルバム」のためにデスティニーズ・チャイルドの再結成を願う

デスティニーズ・チャイルドの活動休止から17年が経つが、ビヨンセの父親であるマシュー・ノウルズはこの先駆的なガールズ・グループの再結成に大賛成のようだ。

現地時間2023年5月23日、マシューは米エンターテイメント・トゥナイトに、「それ(再結成)は、彼女たちが決断することです」と述べた。「そして、デスティニーズ・チャイルドのマネージャーとして、私は必ず、確実にその決定を支持します。わたしもそれ(再結成)を是非見たいです」とコメントした。

彼は、「ファンは大喜びし、圧倒されるでしょう」と続け、「そして、願わくば彼女たちのキャリアの中で最後の1回をやって欲しい。できれば、最後のアルバムを作って欲しいですね。わかりませんが。誰にもわからないでしょう。実現しないとは決して言えないでしょう。なぜなら、それがエンターテイメントだからです。たくさんのことが起こり得るのです」と彼は自身の考えを述べた。

2004年のアルバム『デスティニー・フルフィルド』と2005年のベスト・ヒット・アルバム『ナンバー・ワンズ』のリリース以来、ビヨンセがヘッドライナーを務めた2018年の【コーチェラ】で忘れられない登場をしたりと3人は何度も再結成している。また、彼女たちは2013年のケリーのアルバム『トーク・ア・グッド・ゲーム』の「ユー・チェンジド」、2014年のミシェルのゴスペル・シングル「セイ・イエス」、ビヨンセによる2015年のビジュアル・アルバム『ビヨンセ』でも共演したりと、長年にわたりタッグを組んでいる。

今月初めにスウェーデン・ストックホルムでビヨンセが【ルネッサンス・ワールド・ツアー】をスタートさせたばかりであることを考えると、正式な再結成の実現は待たなければならないだろう。しかし、デスティニーズ・チャイルドのシングル「ケーター・2・U」が今回のツアーのセットリストに含まれていることを考えると、ミシェルとケリーがツアーのどこかで、親友で同じグループのメンバーのためにサプライズ登場することもあり得るかもしれない。

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