長崎県を舞台にした映画「こん、こん。」 横尾監督らが鈴木市長を表敬 6月9日から上映

鈴木市長(右手前)を表敬訪問した横尾監督(左)と塩田さん=長崎市役所

 長崎県を舞台に大学生の恋愛模様を描いた映画「こん、こん。」の本県先行上映を前に、監督の横尾初喜さん(44)と主演の塩田みうさん(24)らが22日、鈴木史朗長崎市長を表敬訪問した。
 「普通」を求める大学生と、対照的な同級生との恋愛模様を描いている。タイトルに使われた「こん」は長崎弁で「来ない」を意味する。横尾さんと塩田さんらキャストやスタッフの多くは本県出身・在住。すべて県内で撮影した。
 鈴木市長は「長崎に拠点を置き活躍する人がいることは後に続く人の励み、勇気になる。映画もぜひヒットしてほしい」と激励。横尾さんは「初めての恋愛映画。長崎にいても映画が作れると実践していきたい」と述べ、塩田さんは「日常に溶け込んでいる長崎の良さが伝わったら」と話した。
 6月9日からユナイテッド・シネマ長崎(長崎市)とシネマボックス太陽(佐世保市)で上映される。

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