堺市長選挙に立候補 野村 友昭(のむら・ともあき)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う堺市長選挙が5月21日告示、6月4日投開票の日程で実施されています。今回の堺市長選挙には届け出順に大阪維新の会現職の永藤英機(ながふじ・ひでき)氏(46)、無所属新人の野村友昭(のむら・ともあき)氏(49)の2名が立候補しました。本記事では無所属新人の野村友昭氏についてご紹介します。

堺市生まれ、國學院大学卒業、大阪市立大学大学院修士課程修了。社会福祉法人勤務を経て、堺市議を3期務める

野村氏は1973年堺市生まれ、國學院大学文学部卒業、大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程修了。

社会福祉法人勇和会勤務を経て、2011年から堺市議会議員を3期連続で務めました。2019年の堺市長選挙に立候補しましたが落選、今回は2度目の挑戦となります。

野村氏が掲げる政策とは

野村氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

1.日本一の子育て・教育

○小学校給食の無償化継続

・給食への低アレルゲンメニュー、有機・無農薬・堺産品の積極採用

○堺市独自の給付型奨学金の創設

・教員不足の解消

・放課後学習支援マイスタディの復活

・保育士の処遇改善・追加配置と正規採用支援

・不登校の特例校および全区への教育支援教室設置とフリースクール支援

・支援学校の過密解消と支援学校新設の検討

・学童保育の利用料値下げ

・アレルギー診断書作成への補助金 ほか

2.人生100年時代の健康づくり

○おでかけ応援制度の拡充

○無料のがん検診の恒久化、歯科検診受診可能年齢のシームレス化

・加齢性難聴の補聴器購入支援

・孤独・孤立解消への取り組み強化

・公園への健康遊具・ドッグラン等の設置促進

・市民農園制度の拡充

・親亡き後の障がい者のくらしの場の整備

・金岡公園のスポーツタウン化、金岡プールの更新

・自治会等の地域活動支援 ほか

3.豊かな街への積極投資

○体育館(避難所)へのエアコン設置

○氷河期世代向けの人材センターの設置

・堺区:中心部に区図書館の設置

・西区:阪和線の利便性向上と駅前再開発

・北区:文化ホール等の拠点整備

・中区:深井駅周辺地域のリニューアル

・東区:都市計画公園の整備促進

・南区:緑道の再整備で健康のまちへ

・美原区:バス・乗合タクシーの増便 ほか

4.現場主義市長の本気の改革

○市長報酬の50%削減+成果連動制の導入

・市民と市長との定期的な意見交換の場の設置

・市職員の市内居住と地域活動の奨励

・上下関係・部署の壁を取り払った意見交換の場の設置(ワイガヤ制度)

・相次ぐ不祥事への市長の責任の明確化とモラールの向上

・企業等誘致への市長のトップセールスを強化

・国・府の補助制度の調査担当部署を設置

・財政危機宣言の検証

・削減よりも立案・拡充を奨励する町内風土づくり ほか

5.永藤市長の不可解事業を市民目線で総点検

○堺とカジノをつなぐ航路の検証

・渋滞必至の大小路交差点の改造計画を検証

・ガス漏れの古墳遊覧気球の見直しを含めた検証

・府立施設の建設費を堺市が全額負担することの検証

・大阪観光局の負担金の倍増を検証

・東京事務所の閉鎖と府との一元化の効果検証

・堺東駅〜堺駅間の自動運転バス導入計画の検証 ほか

堺市長選挙 6月4日投票 立候補者一覧はこちら>>

© 選挙ドットコム株式会社