アントニオ・コンテ監督の髪の毛を復活させた植毛手術のプロが、サッカー選手に頭髪ケアを勧めたとのこと。
その医師はカナダのバンクーバーにあるクリニックで手術を手掛けているヴィクター・ハッチンソン氏。
20代から脱毛が始まったアントニオ・コンテ氏はイタリアで治療を受けたあと、根本的な手術を求めてカナダへと渡り、髪の毛を完全に復活させた。
ハッチンソン氏のクリニックは生え際修復だけで1万4000ポンド（およそ200万円）ほど、頭頂部にまで至った場合には2万ポンド（およそ300万円）以上が必要となるが、それだけの大きな効果があったようだ。
『Telegraph』によれば、ヴィクター・ハッチンソン氏はサッカー選手の植毛手術について以下のように話したそうだ。
ヴィクター・ハッチンソン
「私はこれまで人生を変えた選手たちに関与してきた。
彼らが自信を高めたとき、サッカー選手はさらに高いレベルのパフォーマンスを見せることができる。
植毛手術を受けるというのは抽象的なことだが、しかし本質的なものでもある。
頭部に安心を感じることができれば、そして自分のルックスが良いと感じることができれば、絶大な自信の源となるのだ」
また、植毛手術で大きな変化を経験した選手の1人がアーセナルのDFロブ・ホールディング。20代前半で若くして脱毛に悩まされていた。
彼はロンドンのウィンポール・クリニックを訪れて治療を受け、ルチアーノ・シャッカという名医によって手術を受けたとのこと。
その結果ホールディングはプレーする際にヘッドバンドが必要なほどに髪の毛を復活させ、劇的な効果を確認できたという。
ウィンポール・クリニックのマネージャーを務めるマイケル・ココツィス氏は、彼の手術について以下のように答えたという。
マイケル・ココツィス
「ロブ・ホールディングにとって、あの手術の結果は本当に素晴らしいものだったんだ。
彼は我々のビジネスにとっても素晴らしい存在だった。なぜならば、多くの若者が髪を失った自分の姿を見て『これがオレなのか』と苦しんでいるからだ。
彼がプレーするたび、ヘディングをするたびに、我々が埋め込んだ毛根が見える。人々が彼を見るたびに、その素晴らしい毛髪異色がどんなものなのかがわかる。
ロブ・ホールディングは歩く広告のようなものだよ」
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ロブ・ホールディングが躍動するたびに、ウィンポール・クリニックが埋めた毛根がわかるという。次の試合で彼の頭部に是非注目してほしい。
