奥多摩町の新たな土産「オクタマ・トリ・カルタ」

自然が溢れる奥多摩町で新たな地元のお土産を作ろうと、クラウドファンディングで支援者を募る計画が進行中です。地域に生息する鳥をテーマにしたこちらのカルタ、どうやって遊ぶのでしょうか?

新型コロナの影響で人と人との距離が遠ざかったこの3年間は、改めてコミュニケーションの大切さを感じた3年間でもありました。そうしたなか、都内では次々と「コミュニケーション」をテーマとしたカフェがオープンしているようです。

原宿に4月オープンした、「友達がやってるカフェ」。店員さんが、まるで長年の友人のように接客してくれる「新感覚」のカフェ、なんだよ。お客さんは、みんな笑顔で店員さんと「友達同士」の会話をしているみたい。

そして、接客だけじゃなくて、メニューにも仕掛けが。「いつも飲んでるやつ」とか「大変そうだから、すぐ出せるので大丈夫だよ」みたいに、ユニークなドリンク名が並んでいて、アルバイト中の友達に話しかけるような感覚で注文できるんだって。

来店客:「(コロナで)結構一人でいる時間とかも多かったんで、友達が多い輪に入って一緒に何かを食べてという感覚がすごく楽しかったです」「(息子が)3年間ずっと在宅ワークで実際ほとんど外に出ていない、(息子を)無理やり引っ張ってきたけどよかったです」

カフェオーナー 明円さん:「誰かと会話するってすごく大切な要素なんだなというふうに思いまして、今コロナも少しずつ落ち着いている中で、店員のスタッフと話しながら飲食を楽しんでいただくという体験が生まれるといいなと思います」

「客と同じ目線」で対話の大切さを気づかせてくれるカフェがある一方で、先月、港区にオープンした店で体験できるのは、子どもと同じ目線です。

記者:「大人が子どもになったら食べ物はどれだけ大きいのか?それを体感できる直径15センチのクッキーとドリンクのセットです」

子どもの目線を通して、親子のコミュニケーションや子どもへの接し方などについて理解を深めることが狙いという、「こどもの視点カフェ」。店内には、180センチの大人が子どもと同じ体格のバランスになった場合の頭の重さや、2歳児からみた朝食の大きさを体感できる展示もあります。

来店した保護者:「(子どもがコップを)何で両手で持ってんだろうとか思ってたんですけど、実際大きいんだなってちょっと気付きましたね」「子どもの気持ちが体験できたので、もうちょっと優しく接しようかなって思えるようになりました」

保護者など来店した大人たちは子ども目線の体験を通し、子どもがバランスを崩して転んでしまったり、食事をこぼしてしまったりする理由を肌で感じ取っているようです。

伊藤忠商事 菰田さん:「子どもを取り巻く環境をつくるのは、周りの大人すべてにかかわることだと思いますので、大きさを実際に見て食べて体験したりということで、より理解を深めていただいて、子どもにとっての安心安全な社会のあり方を考えるきっかけにつながったらいいなと思っております」

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