オリオールズ集中打で逆転勝利 ヤンキースの連勝は5でストップ

【オリオールズ9-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

オリオールズは4点ビハインドで迎えた7回表に打線が繋がり、7本のヒットなどで一挙8点を奪い大逆転に成功。9対6で勝利して前日サヨナラ負けの雪辱を果たし、ヤンキースの連勝を5で止めた。オリオールズ2番手のマイク・ボーマンが4勝目(0敗)をマークし、5番手のフェリックス・バティースタが12セーブ目を記録。ヤンキース2番手のジミー・コルデロは2敗目(3勝)となった。

6連勝を狙うヤンキースは3回表にグレイバー・トーレスの8号2ランで先制すると、1点リードの5回表にはアイザイア・カイナーファレファの3号2ランとトーレスの2打席連続弾で5対1とリード。先発のネスター・コルテスも6回まで失点はライアン・マウントキャッスルの11号ソロのみと安定した投球を見せていた。

しかし7回表に突如ヤンキース優位の展開が暗転する。この回もマウンドに上がったコルテスがアダム・フレイジャーの6号3ランを浴びて降板に追い込まれると、なおも連打でチャンスを作ったオリオールズは、代打で登場したガナー・ヘンダーソンが逆転のタイムリー二塁打を放つ。オリオールズ打線の勢いはなおも止まらず、犠牲フライと連続タイムリーでこの回8得点。流れを失ったヤンキースは、アンソニー・リゾのタイムリーで1点を返すのがやっとだった。

オリオールズが1イニングに8点以上を奪ったのは、9得点を記録した2021年9月のロイヤルズ戦以来。過去6先発で防御率1.01と苦手にしていたコルテスを見事攻略する猛攻で、チームの勢いを見せつける快勝となった。本拠地で敗れたヤンキースは、地区首位レイズと6ゲーム、2位オリオールズと3ゲームと再び差を広げられており、明日の試合でカード勝ち越しを決めて再び流れに乗りたいところだ。

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