旧式のミニバイクや実用的な50ccバイクによるレース「ルーツ+働くバイクで5時間耐久」が6月11日午前9時30分から、京都府宇治田原町高尾の近畿スポーツランドで開催される。
奈良県生駒市でバイクやヘルメットの塗装を手がける会社「はっぴいえんどプロジェクト」が主催する。同社は、使われていない古いバイクをもう一度走らせる大会「ルーツ・ザ・原チャリ」を1990年に始めた。2009年からはカブなど業務用で多く使われる50ccバイクの耐久レース「全日本カブ耐久レース」も開催する。今回は、両方の大会の特色を合わせたイベントを企画した。
レースは1チーム2~5人で1台を乗り継ぐリレー式。出場できる車両は、空冷エンジンで低馬力の旧式ミニバイクや、カブなど業務用で広く使われている50ccバイク。休憩を挟みながら5時間走り、走行距離で順位を決める。
代表の森田政治さん(64)は「普段見かけないレトロなバイクも出場する。見るだけでも楽しめる大会になりそうだ」と話す。
参加申し込みは5月29日まで。同社のホームページから申込書を印刷し、郵送する。見学のみも可能だが、入場料500円(駐車料含む)が必要。問い合わせは0743(79)9000。