富士モータースポーツフォレスト株式会社および富士スピードウェイ株式会社は、5月26〜28日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるENEOS スーパー耐久シリーズ2023第2戦『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』の開幕にあわせ、26日（金）10時から同サーキットの『ウェルカムセンター』新規オープンおよび、通常営業時もサーキット西ゲートから入退場可能になることを発表した。
富士スピードウェイ西ゲートに隣接され、モータースポーツの“いま”を届ける新施設のウェルカムセンターでは、歴史を紡いできた“あの”車両や水素エネルギーの体験型コンテンツなど、モータースポーツへの挑戦や取り組みを伝える企画展示を常設で行い、モータースポーツファンのみならず、大人から子どもまでの幅広い来場者が無料で気軽に楽しむことができるコンテンツが用意される。
また、同施設は2階が隣接するROOKIE Racingガレージの見学エリアとつながっており、見学エリアではエンジニアやメカニックが真剣に働く様子や、ピット作業時のタイヤ交換練習のなど、普段あまり見ることのできないシーンを目にすることができるという。さらに好天時には、3階の屋上展望テラスからサーキットと富士山の眺望も楽しむことが可能だ。
なお、このウェルカムセンターのオープンに伴い、富士スピードウェイホテルや富士モータースポーツミュージアムの最寄りとなる西ゲートが、現在メインゲートとして運用されている東ゲート同様に通常営業時も入退場可能となることもあわせて発表された。開設時間は8〜16時となるものの、この通常営業時の入退場可能により、ホテルやミュージアム、ウェルカムセンターから富士スピードウェイ構内へのアクセスが大幅に改善される。
5月26〜28日の3日間は富士24時間レースの開催もあり、富士スピードウェイ入場者のみ入館可能となるが、通常時の入館料は無料ということで、訪れて損はない施設だろう。ウェルカムセンターの概要および富士スピードウェイ西ゲート運用内容は以下のとおりだ。
■ウェルカムセンター概要
営業日：無休（年末年始および富士スピードウェイ休業日は閉館）
開館時間：10時～17時
入館料：無料
※5月26日（金）〜28日（日）の3日間は、富士スピードウェイ入場者のみ入館可能となる。
※レース日や特定のイベント日は営業時間が変動する可能性あり
※展示車両の入れ替えや施設点検日などは臨時休業する場合あり
※ROOKIE Racingガレージが休業日の際は見学できない場合あり
●1階『企画展示コーナー』
モータースポーツの“いま”を伝える企画展示コーナー。
オープニング時には話題のAE86BEV（バッテリーEV）コンセプトや水素エンジン車の展示、水素エネルギーの体験型コンテンツなどを開催予定。
●2階『休憩コーナー・喫食スペース』（準備中・今後オープン）
2階には来場者がくつろげる休憩コーナー・喫食スペースを準備。
また2階通路からROOKIE Racingガレージの見学エリアを利用可能。
●RF（屋上）『展望テラス』
好天時には、屋上の展望テラスから広大なサーキットと富士山の眺望が楽しめる。
●ROOKIE Racingガレージ
2階通路からROOKIE Racingガレージの見学エリアを利用できる。
エンジニア・メカニックが真剣に働く様子やピット作業時のタイヤ交換練習のなど、普段は見ることができないシーンを見学できる。
また、レースを彩ったヘルメットやレーシングスーツ、レーシングチームの仕事を分かりやすく紹介するパネル展示なども行われる。
※ウェルカムセンター休館日は利用不可
※ウェルカムセンター営業日でもガレージが休業となる場合あり
※レース等の稼働状況により見学できる車両は異なる
※スタッフの休憩などで作業を見学できない時間あり
※ガレージ見学エリアでの撮影は禁止となる
■富士スピードウェイ西ゲート運用内容
開設時間：08:00〜16:00（大規模レース時など別途案内）、退出は17時まで可
運用内容：現在のメインゲートとして運用している東ゲートと同内容
料金：
大人（18歳以上）：1200円
JAF会員・SD・ゴールド免許割引：1100円
高校生：900円
FISCOライセンス保持者：無料
FISCOクラブ会員：無料
小中学生：無料
イベント開催日：別途
●アクセス
※場内への出入りや駐車場は標識や案内を確認
東京より約1時間20分（東名高速道路御殿場ICより約20分）
名古屋より約2時間40分（新東名高速道路新御殿場ICより約10分）
