高潮浸水、1.8倍に拡大 宮崎県「想定区域図」見直し

宮崎県が更新した高潮浸水想定区域図の宮崎市・大淀川河口周辺

 宮崎県は県内沿岸10市町の高潮による浸水の範囲や水深などを示す「高潮浸水想定区域図」を見直し、25日に公表した。国が区域図作成の手引きを改定したことを受けて被害想定を見直した結果、浸水想定エリアは10市町で計111.7平方キロと従来の1.8倍に拡大した。県は「浸水する地域を把握し、避難に役立ててほしい」と呼びかけている。

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