ロ24人、78団体の資産凍結 政府追加制裁、輸出禁止も

 政府は26日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加経済制裁として、ロシア軍関係者を含む24人、78団体の資産を凍結したと発表した。6月2日以降、軍関連を中心とした80の特定団体に対する輸出を禁止する。

 日本政府は今月19~21日に広島市で開かれたG7広島サミットで、ロシア軍関連の団体への輸出禁止や重要品目の輸出規制を拡大すると明かしていた。米国も追加制裁として300超の団体・個人を指定すると発表した。

 日本はこれまでも半導体や化学物質など、ロシアの軍事能力強化につながるような重要品目の輸出禁止や資産凍結を実施。今後、輸出禁止の対象品目などをさらに拡大する。

© 一般社団法人共同通信社