オリオールズが投手戦制しカード勝ち越し ギブソンが7回無失点の好投

【オリオールズ3-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

1勝1敗のタイで迎えた3連戦の最終戦は、アンソニー・サンタンデールのタイムリーで先制したオリオールズが、先発カイル・ギブソンの7回2安打無失点の好投もあり、3対1で制してカード勝ち越し。同地区所属の2球団との6連戦を5勝1敗と圧倒して貯金を16に増やした。ギブソンは6勝目(3敗)をマークし、オリオールズ3番手のジェンニエル・カノーが4セーブ目を記録。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは5敗目(2勝)となった。

オリオールズは先発のギブソンが四球でランナーを出しながらも要所を締める投球を見せると、打線が5回表にサンタンデールのタイムリーで先制点を挙げる。ギブソンはその後も打たせて取る投球で7回までヤンキース打線を封じると、8回表にオースティン・ヘイズが2点タイムリー二塁打を放ちオリオールズが試合を決めた。ヤンキースは9回裏にようやく1点を返したものの、反撃は間に合わなかった。

好投で6勝目をマークしたギブソンは今季の防御率を3.82としているが、特に同地区に所属するチーム相手には3勝1敗、防御率2.52と頼もしい投球を見せている。また、オリオールズはこれでヤンキースとの今季対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、対戦済みの13チームの中で負け越したチームはブレーブス(1勝2敗)のみと、相手を選ばない強さを誇っている。若手選手にも順調に経験を積ませながら安定した戦いを繰り広げているオリオールズが、7年ぶりのプレーオフ進出に向けて絶好調だ。

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