京都サンガMF川﨑颯太の日本代表招集を、ヴァンフォーレ甲府が祝福!そのワケは…本人も反応

25日に発表された日本代表。国内組から初招集された選手の一人が、京都サンガF.C.の川﨑颯太だ。

2020年にトップチームへ昇格すると、2年目に就任した曺貴裁監督のもとで4-3-3のアンカーとしてレギュラーを獲得。今季は21歳にしてチームのキャプテンを務め、パリ五輪を目指すU-22日本代表にも定着している。

3月のバングーナガンデ佳史扶と半田陸に続き、パリ世代から“飛び級招集”された川﨑。そんな彼に、現在所属する京都以外のJクラブからも祝福の声が届いた。

昨年、J2ながら“ジャイアントキリング”を連発し、見事クラブ初タイトルとなる天皇杯を制したヴァンフォーレ甲府だ。

実は川﨑、山梨県の甲府市出身。

U-12からヴァンフォーレ甲府のアカデミーに入りスキルを磨いていたが、高校進学の際、「スカラーアスリートプロジェクト」が決め手となり京都へ移ることを決断した。

川﨑自身も間違いなく悩んだはずだが、だからこそ覚悟をもって寮生活の高校3年間を過ごし、21歳でA代表に呼ばれるほど選手に成長した。

甲府もそれを理解しているからこそ、クラブの公式アカウントで祝福のメッセージを送ったのだろう。

川﨑もこの投稿に反応。「ありがとうございます!! ぜひ応援よろしくお願いします!!」という言葉には、甲府の関係者やファン・サポーターへの感謝の気持ちが詰まっているに違いない。

ちなみに甲府が投稿した写真の1枚目、ユニフォームから察するに15年ほど前のものだが、トップチームの4番をつけているのは今も現役の山本英臣!こちらもスゴイ…。

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川﨑のプレーにも注目の日本代表は、6月15日にエルサルバドル、20日にペルーと対戦する。

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