四国アイランドリーグプラスは前期シーズンも大詰め。
熾烈な優勝争いを繰り広げている2位の愛媛マンダリンパイレーツは25日、首位・徳島と前期最後の直接対決に臨みました。
前期残り5試合で首位・徳島とのゲーム差は1。
逆転での前期優勝へ絶対に負けられない首位攻防の直接対決です。
愛媛は1点を先制され迎えた3回、ツーアウト3塁で4番・浅井がレフトオーバーのタイムリーツーベース。
4番の一振りで1対1の同点に追いつきます。
5回にはワンナウト1塁で3番・河野が、こちらもツーベースで2塁3塁とチャンス拡大。
続く4番・浅井がこの日2打点目となる犠牲フライを放ち、2対1と勝ち越しに成功します。
一方、愛媛の先発は18歳の山田空暉。
「初回から全力でいった」と決め球のスライダーを軸に、徳島打線を翻弄します。
ところが、6回、得点圏にランナーを背負った山田は、徳島の4番・寺岡にピッチャー強襲の内野安打を許し、守備が乱れる間にランナー生還。
2対2の同点に追いつかれます。
それでも山田は後続を断ち結局、7回を2失点。
味方の援護を待ちます。
しかしこの後打線が沈黙し、勝ち越せなかった愛媛。
2対2の引き分けに終わりました。
山田空暉投手
「三振をとりたいときにしっかり決め球で三振をとれたことは、これからの成長につながると思う」
弓岡敬二郎監督
「前期優勝に向け、とにかく次の試合を勝たないと話にならないので全力でいきたい」
この結果、愛媛は変わらず首位と1ゲーム差の2位。
前期優勝へ、残り4試合にすべてをかけます。
