【台風情報】台風2号進路予想 台風の目ハッキリ 来週後半に日本列島接近は 米軍やヨーロッパなど海外進路予想も

26日午後6時現在、台風2号はフィリピンの東海上にあって25キロで西へと進んでいます。

中心気圧は905hPa、中心付近の最大風速は60m/s、最大瞬間風速は85m/sと猛烈な台風となっています。

衛星画像をみると台風の目もハッキリみえています。

26日午後6時の気象庁の最新進路予想では、あす27日にかけてが発達のピークで、その後、やや勢力は落ちますが、強い勢力のまま月末には沖縄の南海上に進む予想となっています。

アメリカ海軍やヨーロッパなど海外の予報モデルを見ても、沖縄の南海上までは進路予想はわりと安定しています。気象庁やアメリカ海軍の台風進路予想は5日先までですが、その先はどのように進む可能性があるのでしょうか。

アメリカやヨーロッパの予報を見ると、沖縄の南海上からどこへ向かうかの予報はまだブレ幅が大きい状況です。一つ一つのラインが向かう先にバラつきが大きくなっています。

また、気象庁のアンサンブル予報の一部ですが、192時間先の台風2号とみられる位置の予報はバラバラなことがわかります。

ザックリとした傾向では沖縄の南海上まで進んだあと、南下する偏西風にのって東寄りへと向きを変える…といった予想が多くはなっていますが、太平洋高気圧の勢力や、大陸から進んでくる気圧の谷や寒冷渦が接近するタイミングなど、不確定な要素も多く、予想がバラついているのが現状です。そのため、まだ確定的なことがいえない状況です。

来週、日本列島にどれだけ影響が出るかは、台風の進路と日本付近に停滞見込みの前線の動き次第となりますが、場合によっては台風の接近前でも雨量が多くなる可能性があります。今後も最新情報を確認してください。

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