サンフレッチェ広島の「歴代最高ユニフォーム」7着!“ACL”は世界レベルの名作デザイン

今季の明治安田生命J1リーグで好調なサンフレッチェ広島。

6月の日本代表メンバーに大迫敬介と川村拓夢の2人が選出という明るいニュースも飛び込んできた。

ここでは、そのサンフレッチェの歴代ユニフォームから最高の7着を選んでみたのでご紹介したい。

なお、チェック柄が素敵な1996~99年のユニフォームについては、残念ながら画像の都合で掲載できなかったことを記しておきたい。

2022 アウェイ

サンフレッチェ広島 2022 Nike アウェイ ユニフォーム

選手:佐々木翔

2014年以来となるストライプはエンブレムの縦ストライプにインスピレーションを得たもの。「チームのアイデンティティ、歴史、伝統」を表現したこのキットを着てJ1は3位と好成績を収めた。

2015 ホーム

サンフレッチェ広島 2015 Nike ホーム ユニフォーム

選手:佐藤寿人

クラブ史上3度目のJ1優勝を成し遂げたシーズンのホームキット。「HIGH SPEED BRILLIANCE」をテーマにシェブロンをデザインし、スピード感を表現したものだった。

開催国枠で出場したFIFAクラブワールドカップでもこのユニフォームを着用。準決勝でアルゼンチンの名門リーベル・プレートに敗れるも、3位決定戦で広州恒大(現・広州FC)に勝利した。

2014 ホーム

サンフレッチェ広島 2014 Nike ホーム ユニフォーム

選手:青山敏弘

世界遺産であり広島の象徴的な場所の一つである厳島神社の鳥居からインスピレーションを得たデザイン。ディープバイオレットと伝統的なサンフレッチェバイオレットの濃淡紫による優雅な共演も見事だった。

2013シーズンの優勝により、エンブレム上の星は2つに増えている。

2013 ACLホーム

サンフレッチェ広島 2013 Nike ACL ホーム ユニフォーム

選手:塩谷司

濃淡のサンフレッチェ伝統バイオレットカラーでクラブ初となるボーダーをデザイン。このシーズンはJ1リーグで2連覇を達成し、2013モデルは記念すべきユニフォームとなった

そのリーグ戦モデルとは別にこのACLモデルも登場。胸スポンサーは「EDION」ではなく、白一色でやや小ぶりの「MAZDA」だが、この胸ロゴも含めた全体のデザインは正しく世界レベル。UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの舞台に現れたとしても違和感はないだろう。

2012 ホーム

サンフレッチェ広島 2012 Nike FCWC ホーム ユニフォーム

選手:ミハエル・ミキッチ

初期のユニフォームを彷彿とさせるチェック柄のデザイン。瀬戸内海に面する広島県は大小140あまりの島々で構成されるが、それを細かな格子柄で表現したデザインだった。

クラブ史上初のJ1リーグ優勝という、サポーターにとっては忘れることのできないシーズン。Jリーグでのユニは胸スポンサーが片仮名の「エディオン」表記だったが、開催国枠で出場したFIFAクラブワールドカップではアルファベットをメインに片仮名も併記したロゴだった。

2004 アウェイ

サンフレッチェ広島 2004 Mizuno アウェイ ユニフォーム

選手:駒野友一

ラウンドネックと特徴的な袖の模様がこの時代のMizunoを象徴するデザイン。初期のエンブレムデザインの一部分を胸に付けた最後のユニフォームで、2005年からは現在のエンブレムが登場となる。

キットデザイン自体はJ2リーグを戦った2003シーズンからの継続使用。胸スポンサーは2003年が「Your Voice」だったが、スポンサー企業はどちらも「DEODEO」で、端的に説明するなら現在の「EDION」である。

1993-94 ホーム

サンフレッチェ広島 1993-94 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:高木琢也

マツダサッカークラブを前身とするサンフレッチェが、Jリーグ“オリジナル10”としてJ初年度に着た記念すべきユニフォーム。胸から上のモザイク柄が印象的で、一度見たら忘れないインパクトの強さを有していたデザインだ。

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ユニフォーム自体は1995シーズンまで使われたが、胸スポンサーは94年までがアメリカの自動車会社「Ford(フォード)」で、95年は「MAZDA(マツダ)」に。「MAZDA」は当時「Ford」傘下の企業だった。

ちなみに当時のJリーグチームのレプリカユニフォームは、胸部分にスポンサーロゴマークではなくチーム名を配したものが多かった。

いかにも90年代テイストが今となっては懐かしい当時のレプリカユニフォーム。可能であればTシャツやコンフィットシャツではなく、ユニとして完全復刻を希望したい。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「あの頃」を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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