レッズ・グリーンが快投で今季初勝利 鈴木誠也は休養で出場せず

【レッズ9-0カブス】@リグレー・フィールド

ナショナル・リーグ中部地区の最下位に沈むレッズは、先発のハンター・グリーンが6回無安打、11奪三振という素晴らしいピッチングを披露。2番手のエデュアルド・サラザーが2安打を浴び、継投ノーヒッターこそ逃したが、敵地でのカブス3連戦の初戦に9対0で大勝した。快投を見せたグリーンは今季初勝利(4敗)をマーク。カブス先発のジャスティン・スティールは4回途中10安打6失点(自責点5)とレッズ打線に打ち込まれ、2敗目(6勝)を喫した。

今年4月に6年5300万ドルの契約を結んだグリーンは、自身初の開幕投手に起用されたものの、開幕から4連敗。しかし、今日は平均98.3マイル(最速100.5マイル)の速球を武器にカブス打線を力でねじ伏せ、110球で6イニングを投げ抜き、被安打0、奪三振11、与四球2、失点0の快投を披露した。打線は初回にスペンサー・スティアーのタイムリー三塁打などで2点を先制し、3回表に1点、4回表に3点、5回表に1点を追加。9回表にはカート・カサリのタイムリーでダメ押しの2点を奪い、9対0の大勝となった。

カブスの鈴木誠也は休養日を与えられ、スタメンから外れてそのまま欠場。今月の出場22試合中17試合でヒットを放ち、打率.324、5本塁打、13打点、出塁率.420、OPS1.028と打撃好調の鈴木を欠いたカブス打線は、7回まで無安打に封じられ、8回裏にクリストファー・モレルとマイルズ・マストロボーニのヒットで継投ノーヒッターを逃れるのが精一杯だった。この試合が終了した時点で、カブスは地区4位に後退し、最下位レッズに0.5ゲーム差まで迫られている。

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