衝撃…自分のマイナ登録画面に、他人の情報が入力されていた ふじみ野市で3件も発生、なぜそんな展開に

マイナ誤登録が3件発生したと発表したふじみ野市役所=ふじみ野市福岡

 埼玉県ふじみ野市は26日、市庁舎などに設置している「マイナポイント支援窓口」で、公金の受取口座やキャッシュレス決済の誤登録が3件発生した、と発表した。

 パソコンを通じて登録するシステムだが、いずれも窓口で手続きをしていた市民が途中で中断し、帰宅。ログアウトしなかったため、その直後に同じ画面で別の市民が手続きを行って別人(前の市民)の情報で登録。その後、前の市民が再度訪れ、サイトの中に別人の情報が入力されていることに気付いた。

 市によると、昨年10月31日、同窓口で、マイナポータルサイトから公金受取口座を登録する手続きをしていた市民が途中で断念し、帰宅。翌11月1日、再び同所で手続きした際、別人の口座が入力されていることが判明。今年3月と4月、市庁舎などの同窓口でマイナポイントサイトからキャッシュレス決済の登録手続きをしていた市民ら2人が途中で断念し帰宅。後日、登録のため同所を訪れて、マイナポイントが別人に登録されていることが分かった。

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