開隊66年記念式典 海自大村航空基地 5月28日一般開放

開隊66年を記念した式典=大村航空基地

 海上自衛隊大村航空基地(大村市今津町)で27日、開隊66年を記念する式典があった。
 同基地は1957年5月に発足。日本周辺海域の警戒監視のほか、離島の急患輸送や災害時の対応などを担っている。
 式典には大石賢吾知事や園田裕史市長、自衛隊OBや地域住民など来賓約360人が出席。鈴木克哉第22航空群司令は「安全保障環境は大変厳しい情勢で、相手に戦争を起こさせない抑止が何より重要。平素からの任務に万全を期し、抑止のための努力を継続する」と述べた。式典後、ヘリコプターの展示飛行や、小月教育航空隊(山口県下関市)によるドリル展示があった。
 28日午前9時~午後4時は一般向けに基地を開放。展示飛行やフライトシミュレーター体験などのイベントを予定している。

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