【マーリンズ８－５エンゼルス】延長10回タイブレーク＠エンゼル・スタジアム
エンゼルスは６回裏に代打マット・サイスの２点タイムリーで逆転したものの、先発の大谷翔平をリリーフした２番手のチェイス・シルセスが７回表にホルヘ・ソレアに５試合連発となる17号２ランを被弾。８回裏にジオ・ウルシェラの２号ソロで同点に追いついたが、延長タイブレークの末に８対５で敗れた。９回裏を無失点に抑えたマーリンズ５番手のディラン・フローロが３勝目（２敗）をマーク。エンゼルス５番手のハイメ・バリアは１回１安打４失点（自責点０）で２敗目（１勝）を喫した。
エンゼルス先発の大谷は初回に自身のエラー絡みで二死１・３塁のピンチを招き、ユリ・グリエルにタイムリーを浴びて先制点を献上。２回裏にウルシェラのタイムリー二塁打で同点に追いついてもらったものの、５回表二死１・３塁から好打者ルイス・アライズにライトへの勝ち越しタイムリーを浴びた。大谷は６回109球を投げて被安打６、奪三振10、与四球３、失点２（自責点１）という内容で降板。今季の防御率は2.91となった。
エンゼルスは１点ビハインドの６回裏に二死２・３塁のチャンスを迎え、代打サイスの２点タイムリーで逆転に成功。この時点で大谷に今季６勝目の権利が舞い込んだ。ところが、２番手のシルセスが７回表に四球と２つの暴投で一死３塁のピンチを招き、４試合連続アーチと好調のソレアに５試合連発となる17号逆転２ランを被弾。８回裏にウルシェラの２号ソロで同点に追いついたものの、10回表に守備の乱れから一挙４点を失い、明日の最終戦を残してマーリンズ３連戦の負け越しが決まった。
打者・大谷は「３番・ＤＨ」でスタメン出場し、レフトフライ、セカンドゴロ、セカンドゴロ併殺打、四球、サードライナーで４打数０安打１四球。７回裏に四球で出塁したあと、今季７個目の盗塁を決めた。２試合連続のノーヒットで今季の打撃成績は打率.269、出塁率.344、OPS.857となっている。
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