56歳カズ、オリヴェイレンセ最終戦でMOM受賞も相手監督が批判 「理解できない、不愉快、サーカスだ」

欧州主要リーグはシーズン佳境を迎えており、ポルトガル2部リーグはこのほど全日程を終えた。

28日に行われた最終節オリヴェイレンセ対レイショエス戦にはカズこと三浦知良が出場。

56歳のカズは後半19分から途中投入されると、キャプテンマークも託された。さらに、マンオブザマッチにも選出されている。

試合はオリヴェイレンセが4-3で勝利したが、カズは得点には絡んでいない。

試合後、カズは「クラブやファン、全ての人達に感謝しています。この賞は自分ではなくチームのもの。自分はゴールできなかったけれど、チームのために受賞した。本当にありがとう。選手や監督の助けがなかったら自分はここにいなかった。チームや全ての人達に本当に感謝しています」とコメント。さらに、最低でも60歳まではプレーを続けたいと宣言しつつ、来季については今後決めると話していたようだ。

ただ、『zerozero』によれば、レイショエスのヴィトル・マルティンス監督は、カズのMOM選出を批判していたという。

「7ゴールが生まれた試合で、どうして三浦にMOMを与えるのか理解できない。

彼のこの賞を与えるのは侮辱的・不愉快だ、このやり方はいけない。

さもないと、サーカスになってしまう」

試合は開始2分でレイショエスが先制するもオリヴェイレンセが前半のうちに4点を奪取。後半にレイショエスが2点を決めて追いすがるという白熱の展開だった。

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カズのMOM受賞は試合内容を反映していないものだと敵将は指摘していたようだ。

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