競技の魅力を体験 佐野市渡良瀬川で初の「ボートフェスティバル」

 オールを漕いで原動力のない船の着順を競うというシンプルな競技「ボート」。佐野市の渡良瀬川で28日、このボート競技を実際に体験ができる初めての「ボートフェスティバル」が行われました。

 佐野市船津川町の渡良瀬川緑地で開かれたボートフェスティバルでは、去年(2022年)10月に開催されたとちぎ国体のレガシーとして競技をより多くの人に知ってもらい競技人口の拡大を目指すと共に、地域の交流を図ろうと県ローイング協会が初めて開きました。

 栃木県内ではボートが体験できる機会は少ないとあって子どもから大人まで30人以上が参加しました。

 体験では、地元の佐野高校と佐野東高校のボート部の生徒や卒業生が中心となって参加した人たちに乗り方や漕ぎ方の指導をしました。参加した人たちは比較的安定性があるとされる4人で漕ぐボートに乗って楽しそうにオールを動かしていました。

 県ローイング協会では、今後もボート競技の体験会を開いて競技の普及を目指します。

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