九州北部・四国・中国・近畿・東海が梅雨入り 平年より1週間前後早い

きょう午前10時半ごろ 広島市内にて(提供=ウェザーマップ)

 きょう29日(月)午前、気象庁は九州北部(山口県を含む)と四国、中国、近畿、東海が梅雨入りしたとみられると発表した。平年に比べて1週間前後早く、昨年と比べると近畿や東海は半月ほども早い梅雨入りとなった。近畿や東海で5月中に梅雨入りの発表となったのは、2013年以来10年ぶり。

週間予報(東海~九州北部)

 今週は前線や湿った空気の影響で、西日本や東海で曇りや雨の日が多くなる見込み。台風の進路にもよるが、週の後半は大雨となる可能性があるため、今後の気象情報に注意が必要だ。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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