園部藩ゆかり「センナリヒョウタン」の苗譲ります 京都・南丹のまちおこし団体が配布

無料配布しているヒョウタンの苗と装飾した実を手にする仲川さん(京都府南丹市園部町)

 ヒョウタンを通じたまちおこしをする京都府南丹市の「南丹・瓢丹(ひょうたん)・愛丹会」が、栽培を広めようと苗を同市園部町で無料配布している。園部藩の小出氏ゆかりのセンナリヒョウタンで、実を収穫後は色を付けるなど装飾を楽しんでほしいという。

 同会は15人で活動し配布は5年目。同町木崎町の中川圭一会長(80)宅で、種から育てた苗を約200個用意する。露地や鉢で育てれば、9月に10~15センチの実が10~20個採れる。中をくりぬいて乾燥させ、色紙や糸で飾り付ける工芸も人気で、見本となる作品も一つ手渡す。

 問い合わせは中川会長0771(62)3325。

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