福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺の池でスイレンが見頃を迎えている。5月29日は雨粒をたたえた白い花が水面に映え、しっとりとした風情を漂わせていた。
髙橋玄峰副住職(40)によると、今年は5月中旬から咲き始めた。約100平方メートルの池を覆うように広がった葉の隙間から、多くの花が顔をのぞかせている。
⇒キラキラ…「本当にきれい」大野市の絶景スポット
8月中旬まで楽しめ、髙橋副住職は「山あいで優美に咲く姿を見てもらえたら」と話していた。午後は花を閉じて丸くなる習性があるため、午前中の観賞がお勧めという。