カブスの連敗は4でストップ ストローマンがレイズ打線を1安打完封

【レイズ0-1カブス】@リグレー・フィールド

4連敗中と苦しんでいたカブスは、先発のマーカス・ストローマンが9回105球を投げてレイズ打線をわずか1安打に抑える圧巻のピッチングを披露。マイク・トークマンの犠牲フライで挙げた1点の援護を守り切り、1対0で3連戦初戦を制した。完封を達成したストローマンは5勝目(4敗)をマークし、レイズ先発のタジ・ブラッドリーは6回途中自責0の好投も2敗目(3勝)を喫している。

カブスは4回裏にトークマンの犠牲フライで先制点を挙げると、先発ストローマンがメジャートップのチームOPSを誇るレイズ打線を相手に躍動する。6回まで許したランナーは死球の1人のみと付け入る隙を与えないピッチングを見せると、先頭打者にこの試合初のヒットで出塁を許し、さらに四球で無死1・2塁のピンチを迎えた7回表には、ランディ・アロザレーナをライトフライ、ジョシュ・ロウをショートゴロ併殺打とわずか5球でピンチを脱出。そのまま8回、9回を完璧に抑えきり、メジャーデビューを果たした2014年以来9年ぶり2度目の完封勝利を達成した。ストローマンは奪ったアウトのほぼ半分である13個のゴロアウトを記録するなど持ち味が光った。

カブスの鈴木誠也は「4番・右翼」でスタメン出場し、第1打席で空振り三振に倒れた後、先頭で迎えた4回裏の第2打席で3試合ぶりの安打となるサード内野安打をマーク。さらに送球が逸れる間に2塁まで進塁すると、その後犠牲フライで両チーム唯一の得点となるホームを踏んだ。その後の第3打席でこの試合2度目の空振り三振を喫した鈴木は、3打数1安打で今季の成績を打率.280、OPS.849としている。

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