レイズが快勝でカード勝ち越し 今季2度目の1試合7盗塁

【ブルージェイズ3-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズはチームOPSメジャートップの強力打線がこの日は5安打に封じられたものの、7盗塁(失敗0)と機動力を発揮し6得点。投げては先発のザック・エフリンが7回1失点の好投を披露し、6対3でブルージェイズに勝利して4連戦勝ち越しを決めた。エフリンは7勝目(1敗)をマークし、レイズ4番手のコリン・ポーシェが1セーブ目を記録。ブルージェイズ先発のアレック・マノアは5敗目(1勝)となった。

レイズは先制を許した直後の1回裏にランディ・アロサレーナのタイムリーで同点とすると、盗塁と振り逃げでチャンスを拡大し、内野ゴロ間の得点で勝ち越しに成功。さらに2回裏にはジョシュ・ロウのタイムリー二塁打、3回裏には重盗が相手捕手のエラーを誘い追加点と3回までに5点を奪う攻撃で試合を優位に進めた。2回以降沈黙していたブルージェイズは9回表に2点を返す反撃を見せ、最後は二死1・2塁とホームランで同点という場面まで迫ったが、主砲ブラディミール・ゲレーロJr.がサードゴロに倒れて力尽きた。

シーズン300本を超えるペースでホームランを量産しているレイズだが、盗塁数62もメジャートップの数字。1試合7盗塁をマークしたのは日本時間5月18日のメッツ戦以来シーズン2度目だが、今季1試合6盗塁以上をマークしているチームは他にひとつもなく、機動力でもずば抜けた強さを誇っている。3回に二盗、三盗を決めて得点に繋げたテイラー・ウォールズは「たまに長打が出ない時があっても試合に勝利する方法を見つけなければならない」とコメント。大技小技を使い分けるレイズ打線がメジャーリーグを席巻している。

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