ロイヤルズが完封リレーでカージナルス下す ヌートバーは負傷交代

【ロイヤルズ7-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ブルペンゲームで試合に臨んだロイヤルズは、投手陣がメジャー史上初の継投による完全試合達成まであとアウト6個まで迫るなど、4投手が好投を披露し完封リレー。打線も16安打7得点と繋がって、7対0でカージナルスを下し2連勝とした。ロイヤルズ2番手で6イニングを無失点に抑えたマイク・マイヤーズが1勝目(0敗)をマークし、カージナルス先発のアダム・ウェインライトが1敗目(2勝)を喫している。

ロイヤルズはオープナーを任されたジョシュ・ストーモントが初回を2三振で完璧に抑え役割を果たすと、2回から登板したマイヤーズが7回まで一人のランナーも許さない快投を披露。メジャー史上初の快挙も視野に入った8回裏にノーラン・アレナドのレフト前ヒットを浴びて大記録達成は逃したものの、迎えた無死1・2塁のピンチを3番手のテイラー・クラークが無失点で切り抜けると、最後はアミール・ギャレットが締めて完封リレーを達成した。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場したものの、第1打席をセンターフライで終えると、3回表の守備で打球を追いかけた際に異常を訴え途中交代。その後球団から腰の痛みによるものと発表された。関連性は不明だが、ヌートバーは2回表の守備で後方の飛球を好捕した際に腰をフェンスにぶつけていた。今季の成績は打率.266、OPS.770。今後の見通しはいまのところ発表されていないが、突き指を起こした4月に続き今季2度目の離脱となれば、チームにとっても自身にとっても痛手となることは間違いない。

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