ブレーブス・ソロカ アキレス腱断裂からの復帰戦は6回4失点で黒星

【ブレーブス2-7アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ブレーブスは、2度のアキレス腱断裂を経て2020年以来1029日ぶりのメジャー登板を果たした先発のマイケル・ソロカが4回まで無失点の好投を見せるも、打線の援護が1点にとどまり、5回裏に4点を失って6回4失点で黒星を喫した。試合は7対2でアスレチックスが勝利し連敗を11でストップ。アスレチックス2番手のルーカス・アーセグが1勝目(0敗)をマークし、8回表に3番手で登板した藤浪晋太郎はソロホームランを浴びるも1回1失点でメジャー初ホールドを記録している。

初回にショーン・マーフィーのタイムリーで先制したブレーブスは、守備でもエディ・ロサリオがホームラン性の打球をキャッチするなど復帰登板のソロカを盛り立てる。しかし、こちらも昨年8月以来の復帰登板となったアスレチックス先発のポール・ブラックバーンを打ちあぐねて追加点を奪えずにいると、5回裏にソロカがエステウリー・ルイーズのタイムリー、ライアン・ノダの6号3ランで4失点とついに捕まってしまった。

反撃はマット・オルソンの17号ソロのみで、逆に8回裏には3点を失うなど終始苦しい試合となり、ソロカの黒星を消すことができなかったブレーブスだが、チームメイトは復帰を歓迎。故障前最後のメジャー登板でバッテリーを組んでいたトラビス・ダーノウは「これだけ長い間、成功したい、戻りたい、まだメジャーで投げることができるんだという意欲を持ち続けていたことは、彼の精神面がいかに強いかを示している。彼が戻ってこられてとても幸せだ」とソロカを称えるコメント。結果は厳しいものとなったが、敵地のファンも5回を投げ終えた際にスタンディングオベーションでソロカを迎えるなど温かい一幕もあった。2019年にはオールスター・ゲームにも選出された右腕が、完全復活に向けてまずは第一歩を切っている。

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