ローマで成長中のボーヴェ、チャンスをくれたモウリーニョ監督は「特別な人」

写真:Getty Images

ローマのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェが、ジョゼ・モウリーニョ監督への感謝を語った。

ローマの下部組織出身であるボーヴェは、モウリーニョ監督が就任した昨シーズンからファーストチームに定着。今季は終盤にスタメンの座を掴み、ここまで公式戦31試合に出場して2ゴールを記録している。

成長著しいボーヴェは、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏の取材に応じた際、現在の充実ぶりを強調。着実にステップアップしている現状を喜びつつ、モウリーニョ監督への感謝も口にしている。

「僕は子供の頃からスポーツに熱中していた。特にテニスとフットボールが好きで、両方とも得意だったから、どちらかを選ぶ必要があったんだ。ここまでの歩みを振り返ってみると、正しい道を歩んだと思う」

「今の状況を考えると、言葉で言い表せない感情になるよ。ローマのユースに入ったときや、スタディオ・オリンピコでゴールを決めたときと同様にね。僕にとってもっとも重要なのは、楽しみながら大好きなスポーツをすることだったんだ」

「成長するにつれて、ローマのようなクラブでプレーすることの重要性を理解できた。そして、監督が与えてくれたチャンスのおかげで、チームの一員であると感じられるようになったんだ」

「次のステップは、先発の座を確保することだ。まだ始まったばかりで、先が長いことは理解している。チームが僕を信頼してくれることに、感謝しなければならない。それが一番大切なことだと思うからね」

「モウリーニョ監督は特別な人だと思う。彼は人としても本物なんだ。彼は誰に対しても同じように接していて、それが一番大事なことさ。何か言いたいことがあったときも、面と向かってストレートに言ってくれる。僕はそういう人が好きだよ」

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