「シンガポール人女性」が仮想通貨1100万円分だまし取る 47歳男性被害

大津市の場所

 滋賀県警大津署は30日、大津市の無職男性(47)が交流サイト(SNS)で知り合った人物に投資を持ちかけられ、計約1100万円分の仮想通貨をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は4月、シンガポール人女性を名乗る人物と知り合い、メッセンジャーアプリで「私が投資した仮想通貨は右肩上がり」と勧誘され、指定された仮想通貨取引所で仮想通貨を購入。サイト上で利益が出たことから、送金を続けたところ、取引所のカスタマーセンターを名乗る人物から「マネーロンダリングの疑いがあり資産を凍結した」「出金するには税金や取引コード発行のための金が必要」とメールが届き、さらに仮想通貨を送金したという。

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