サウジから巨額オファーのベンゼマが去就熟考…今夏マドリー退団の可能性も

写真:Getty Images

レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(35)が、サウジアラビアからの巨額オファーを受けて、自身の去就を熟考しているようだ。

昨シーズン、公式戦46試合44ゴールの圧巻の活躍を披露し、マドリーのラ・リーガ、チャンピオンズリーグの2冠に貢献したベンゼマ。

今シーズンは加齢や細かいケガを繰り返したコンディション不良もあって昨季のような輝きを放てずも、ここまで42試合30ゴールと依然として世界屈指の強豪のエースとして申し分ない数字を残している。

そのため、2022年のバロンドーラーはエル・ブランコとの契約を少なくとも1年延長することが既定路線と見られていたが、ここ最近になって状況が大きく変わってきた模様だ。

『ESPN』によると、ベンゼマは先日にサウジアラビアのクラブから総額4億ユーロ(約600億円)と言われる2年契約のオファーを受け取ったという。

これを受け、ベンゼマは家族や関係者と今後の去就に関して話し合いを重ねているという。ベンゼマ自身はマドリード残留を希望しているようだが、態度を決めかねている状況のようだ。

そのため、ベンゼマの代理人はマドリーに対して、サウジアラビアから届いた巨額オファーを明かすと共に、同選手が去就を熟考している事実を正直に伝えたという。

現時点でベンゼマがいかなる決断を下すかは不明だが、仮にマドリーを去ることを決断した場合、クラブはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペやトッテナムFWハリー・ケイン、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドらの獲得に動くことになるはずだ。

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