跡地にカフェやレストラン… 広島県庁 第1駐車場の利用終了 敷地の有効活用へ

広島県庁本館正面の第1駐車場は、利用終了となりました。敷地の有効活用に向けた地質調査などが、来月1日以降に進められます。

県庁本館正面の第1駐車場です。G7広島サミット開催で、警察車両などを停めるため、3月中旬から一般の利用はできなくなっていましたが、来月1日以降、地質調査を行うほか、工事車両などが入ることになっています。

県は、県庁敷地を有効活用する事業運営予定者にNTT都市開発を代表とするグループ「MOTOMACHI CONNECT」を選んでいて、計画では芝生の広場に通り抜けできる道を4つ設け、回遊性を高めます。

第1駐車場敷地の建物は、2階建ての木造で、県庁舎と調和するデザインを採用。この中には、周辺で働く人をターゲットとしたカフェやレストランなどが誘致されます。

今後、採用された事業者との交渉が進めば、2025年3月ごろに完成し、オープンする予定です。また、税務庁舎敷地は、解体され「平面駐車場」が、整備されるということです。

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