昇格・降格PO控えるシュツットガルト、主砲ギラシーが完全移籍に移行

写真:Getty Images

シュツットガルトは5月31日、スタッド・レンヌからレンタル中のギニア代表FWセール・ギラシー(27)の買い取りオプション行使を発表した。

なお、ギラシーは2026年6月30日までの3年契約にサインしているが、これはブンデスリーガ残留、2部降格に関わらず有効な契約だという。

ウォルバーハンプトンに移籍したオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチの後釜として、昨夏レンヌから買い取りオプション付きのレンタルで加入したギラシー。

今シーズンはシーズン半ばの負傷離脱がありながらも、ブンデスリーガ22試合に出場し、チームトップの11ゴールを記録。シーズンを通して残留争いを強いられたチームを自動降格から救う働きを見せていた。

6月1日と同5日にハンブルガーSVとの昇格・降格プレーオフを控える中、3年契約にサインしたシュツットガルトの主砲は改めて残留への意気込みを示した。

「すべての関係者が合意に達することができたことをうれしく思うよ。今は昇格・降格プレーオフの2試合に全力を注いでいる。来シーズン、シュツットガルトがブンデスリーガでプレーできるよう、全力を尽くすよ」

生まれ故郷フランスのラヴァルでプロキャリアをスタートしたギラシーは、リール、ケルン、アミアンを経て、2020年夏にレンヌへ加入。公式戦81試合25ゴールの数字を残していた。

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