レイズが被スイープ回避し40勝到達一番乗り カブス・鈴木は2安打

【レイズ4-3カブス】@リグレー・フィールド

負ければ今季初の被スイープとなるレイズは、前の2試合でわずか1得点の打線が終盤に目覚め、7回、8回に飛び出した2本のホームランで4点を奪い逆転に成功。4対3でカブスとの接戦を制し、両リーグ最速でシーズン40勝に到達した。レイズ2番手のコリン・ポーシェが4勝目(1敗)をマークし、5番手のジャレン・ビークスが1セーブ目を記録。カブス3番手のマーク・ライターJr.は1敗目(1勝)を喫している。

1回表にイアン・ハップとマイク・トークマンのタイムリーで2点を先制したカブスは、この日も投手陣が奮闘。一人のランナーも許さない好投を見せていた先発ジャスティン・スティールがアクシデントで3回降板となったものの、2番手のヘイデン・ウェスネスキーも6回まで相手打線を無失点で抑える活躍を見せた。

しかしチーム本塁打数メジャー最多を誇るレイズ打線がついに息を吹き返す。7回表、二死から四球を与えたウェスネスキーが降板すると、3番手ライターJr.の2球目を捉えてブランドン・ロウがセンターへ起死回生の同点弾。勢いを取り戻したレイズは7回裏にトレイ・マンシーニのタイムリーで再び勝ち越しを許したものの、8回表にはホセ・シリの10号2ランが飛び出して逆転に成功すると、最後は9回裏一死満塁のピンチを抑えて辛くも逃げ切った。

カブスの鈴木誠也は「4番・右翼」でスタメン出場し、見逃し三振、レフト前ヒット、レフトへの二塁打、レフトフライで4打数2安打。第3打席の二塁打で2試合連続のマルチ安打をマークすると、マンシーニのタイムリーで一時勝ち越しとなるホームを踏むなど、チームの勝利にはつながらなかったものの役割を果たした。今季の成績は打率.293、OPS.872となっている。

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