高校生と協力し自転車盗難を防ぐ 宇都宮文星女子高がモデル校に「カギの施錠などを呼びかけ」

 栃木県内で自転車を対象にした窃盗が増えていることを受け、宇都宮中央警察署は31日、学校と連携して被害を防止しようと宇都宮市内の高校をモデル校に指定しました。

 モデル校に指定されたのは、宇都宮文星女子高校です。

 高校で行われた指定式には3年生の代表5人と宇都宮中央警察署の警察官などが出席し、本澤成忠署長から生徒に指定書が手渡されました。

 警察によりますと、2023年4月末現在、県内で認知された刑法犯のうち約8割が窃盗犯で、その中でも自転車を対象にしたものが増えているということです。

 特に、高校生が被害者になる場合が多いということで、宇都宮中央警察署では、今後、宇都宮文星女子高校と協力して被害の抑止に努めるとしています。

 また、この日は広報活動の一環で代表の生徒と警察官が、部活動に向かったり下校したりする生徒に対し、自転車用のカギなどを配って盗難の防止を呼びかけました。

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