宇都宮が栃木県内2冠に 住みここち&住みたい街ランキング 生活の利便性評価

JR宇都宮駅

 賃貸住宅建設大手の大東建託(東京都港区)は31日、居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2023」の栃木県版を発表し、住みここち、住みたい街の両ランキングで宇都宮市が1位に輝いた。

 調査は5回目。インターネットで実施し、今年は県内在住の20歳以上の2904人が回答した。

 住みここちランキングは、結果の精度を上げるため、19年以降5年分の回答(本県は計1万377人)を集計した。

 宇都宮市(評点65.4)は商業施設の充実や都内への交通の利便性、生活に便利な環境などが評価され、2年ぶりの1位となった。

 2位は下野市(65.0)。交通の利便性や行政サービスなどの評価が高く昨年の3位から順位を上げた。昨年1位の壬生町(64.5)は3位となり、4位は昨年と同じ小山市(64.0)。5位は上三川町(63.8)で、北関東自動車道へのアクセスなどが評価され、昨年の8位から上昇した。

 一方、県内在住者の住みたい街ランキングは、1位の宇都宮市(得票率3.5%)以外の上位はいずれも県外。2位東京23区(3.1%)、3位さいたま市(1.6%)、4位横浜市(1.2%)、5位那覇市(0.6%)。最多は特にない(55.8%)で、今住んでいる街(16.7%)も目立った。

 

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