フェリックス、ニューカッスル行きでプレミア残留も? ネックは給与支払いか

[写真:Getty Images]

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アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)にニューカッスル・ユナイテッドの選手としてプレミアリーグ残留の可能性が浮上している。

今年1月にアトレティコから半年ローンでチェルシー入りしたフェリックス。公式戦20試合に出場して4得点を決めたが、極度の不振に陥ったチームの救世主になり切れず、来季から指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ新監督の構想に入っていないともいわれる。

チェルシー移籍の当初こそ完全移籍が既定路線とされたが、アトレティコのエンリケ・セレソ会長も先日、「チェルシーのポチェはジョアン・フェリックスをカウントしていない。彼は契約が終了したらここに戻り、その後に何が起こるか見てみるつもり」と話している。

今のアトレティコに居場所があるか定かでなく、宙ぶらりんのフェリックスだが、イギリス『サン』によると、パリ・サンジェルマン(PSG)行きの話もあるなか、来季もプレミアリーグでプレーすることを望み、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したニューカッスルの関心があるという。

ただ、アトレティコ側がレンタル料に加えて週給20万ポンド(約3500万円)の支払いを求める金銭面がネックになるとのことで、エディ・ハウ監督が派手な補強を否定するニューカッスルが獲得するにあたり、選手のサラリー面に折り合いをつける必要性があるようだ。

年齢的にも23歳と若く、プレー時間やチームのスタイル次第ではさらなる成長が見込めるフェリックスだが、来季はどのチームのユニフォームに袖を通すことになるだろうか。

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