発達した雨雲は南へずれる 中国地方 予想ほどの大雨にならず

2日の広島県内は、当初の見込みよりも雨雲の発達が弱く、予想された大雨にはなりませんでした。午後は次第に雨は止んでくる見込みです。

1日夕方、気象庁は、中国地方と四国地方を対象に「2日、線状降水帯が発生する可能性がある」として「予測情報」を発表しました。朝から昼すぎにかけて非常に発達した雨雲が帯状にかかることが予想されたためです。

広島地方気象台は、県内でも非常に激しい雨が降り、大雨になる可能性が高いとして災害への警戒を呼びかけていました。

実際には未明から朝の時間帯に一時的に雨脚が強まった時間帯はあったものの、発達した雨雲のエリアは当初の予想より南へずれたため、中国地方で大雨になることはありませんでした。

一方、四国地方では、2日朝、実際に線状降水帯が発生しています。

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