モウリーニョ監督とローマサポ、EL決勝主審への侮辱映像が物議。長期出場停止の可能性も

31日に行われたUEFAヨーロッパリーグの決勝戦で、PK戦の末セビージャに敗れてしまったASローマ。

監督を務めているジョゼ・モウリーニョ監督は、試合で主審を務めていたイングランド人レフェリーのアンソニー・テイラー氏を「スペイン人のようだった、恥ずべき不当なレフェリング」と批判した。

また、モウリーニョ監督はクラブのオーナーであるフリードキンスが審判への批判に同調せず、自分だけが矢面に立っていることに不満を述べた。

ジョゼ・モウリーニョ

「いつものように君のようなインタビュアーは私に質問するね。そしていつものように、私だけが立ち上がって顔を見せ、これらの不平について話す。

正直に言えば少し疲れたよ。私はコーチであるが、最終的にはそれ以上の存在でもあるのだ」

モウリーニョ監督はローマの公式チャンネルでもクラブの上層部に対して不満をぶつけており、大きな問題となった。

そして、試合後の駐車場ではモウリーニョ監督が自らアンソニー・テイラー氏ら審判団を「なんという恥ずべきことだ」「売春婦の息子野郎が」と罵っている映像が撮影されていた。

また空港ではローマのサポーターがアンソニー・テイラー主審を取り囲んで嫌がらせ行為をしていたことも明らかになっている。

『The SUN』によれば、このモウリーニョ監督の行為についてはUEFAのマッチオフィシャルの報告書に詳しく書かれており、さらにビデオによる証拠があることから長期の出場停止処分が言い渡される可能性があるとのこと。

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モウリーニョ監督にはサウジアラビアのクラブから巨額のオファーが来ていると伝えられる。もし欧州での重大な処分が課せられるようならば、来季の去就にも大きな影響があると考えられている。

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