「核なき世界へ連携を」長崎市の新市長が広島市長を訪問

4月の市長選挙で初当選した長崎市の 鈴木史朗 新市長が広島市の 松井一実 市長を訪ね、「核なき世界」の実現に向けた連携を確認しました。

長崎市の鈴木市長は1日、平和公園を訪れ、慰霊碑に献花しました。4月の市長選挙で初当選した鈴木市長は元九州運輸局長で、被爆二世です。

滝川卓男 館長の案内で原爆資料館も視察しました。核兵器のない世界の実現を目指す平和首長会議では、広島市が会長都市、長崎市が副会長都市をそれぞれ務めています。

このあとの広島市役所での松井市長との非公開の会談では、両市の関係をより充実・強化させることで一致したということです。

長崎市 鈴木史朗 市長
「核なき世界の実現に向けて、われわれ長崎市、広島市と緊密に連携して取り組んでいかないといけないということについて思いを強くした」

鈴木市長は、ホットラインを通じて先輩である松井市長に教えをこいたいと話していました。

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